雑食に、イロイロなものを。
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    めぐる、って
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      評価:
      東野 圭吾
      講談社
      ¥ 790
      (2005-08-12)
      コメント:生まれてきて、よかったよ。

      久しぶりに東野圭吾の作品を読みました。
      そして、久しぶりに、本を読んで泣きました。


      以下、またネタバレします。


      ある、といえばある題材。
      タイムスリップ。
      そして、最後に時生がどうなるかも、
      物語の序章に分かる。
      でも、それでも、
      生きることの素晴らしさと、
      生がめぐることを、深く、知らされる。


      父親が若い頃の、
      どうしようもない頃に出会って、
      元の世界で父親が悔やんでいたことを、
      達成させたり、母親になるべきひとを守ったり、
      自分ができるかぎりのことをして。
      そして、消えてしまう。

      彼の魂は、本当は、
      花やしきからスタートしたのか、
      二人の子どもからスタートしたのか。
      分からない。

      けれど、彼がめぐることができたのは
      「花やしきで待ってるぞ!」
      のあの一言があったからで。
      あの一言で「生」をつなげることができた。
      それだけで彼は救われただろう。
      「生きていて、よかったよ」
      「あなたたち二人の子どもで、よかったよ」
      って、思っているんだろう。

      そして、
      生はめぐるものだって、
      そう思えるだけで、遺される側も救われるんだ。
      それはエゴかもしれないけど、
      少なくとも、それを糧に生きていられるから、
      悪いことではないと思う。
      つらい、けれども。


      輪廻転生を信じられる、そんな本でした。

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